まだ4月下旬なのに25度を超える夏日の便りが全国から届いてきます。読むだけで豊かな感性が磨かれる。そんな俳句を掲載しました。
今回ご応募いただいた句は、6月末まで掲載いたします。 (次回締切は 6月27日、次回掲載期間は7月と8です)
習志野 大慈弥 爽子
■ 逃水や今は昔となりし夢
■ 囲を張れるどれが蜘蛛の手蜘蛛の足
■ 水草の花の呟くやうな揺れ
■ 粗土へ託す祈りや棉を蒔く
■ 風紋を揺らす浜昼顔の波
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八王子 石井 蓉子
■ チューリップ恋する色となってをり
■ 雨音が眠りを誘う春の朝
■ 柳の葉ゆらりゆらりと五月かな
■ 奥さんと言はれ手にする初鰹
■ ランドセルの返す光や夏近し
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新宿区 壺守 景子
■ 鮎釣るや白波返す酒匂川
■ 覗き込む田水の底に蝌蚪の紐
■ 冷房の届かぬ犬の息荒し
■ 虚子やぐらシダ伝い落つ岩清水
■ 若き日の想ひ出一新衣更
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町田 小森 まさひこ
■ 五月雨の怒涛となりて最上川
■ 大夏木芭蕉はここで船に乗る
■ 山寺の静寂に出る玉の汗
■ 太陽の大きく赤く日本海
■ 田水沸く陸の松島みどりたつ
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・投句は、シルブレ俳句コーナー係にメールにて。
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