猛暑日が続いた夏が終わったら、あっという間に冬の足音が聞こえてきました。秋が短すぎて秋の句が作りにくいのではと余計な心配しております。
読むだけで豊かな感性が磨かれる。そんな俳句を掲載しました。
今回ご応募いただいた句は、12月末まで掲載いたします。 (次回締切は 12月25日、次回掲載期間は1月と2月です)
習志野 大慈弥 爽子
■ 大白鳥首の眠気を折り畳む
■ 薬効を信じ根深の香を愛す
■ ふと母の笑顔を重ね一葉忌
■ 光なす日の斑を散らす木の葉かな
■ 鄙棲みの炭もて炭を割る暮し
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八王子 石井 蓉子
■ 明けきらぬ空を見上げる夜長かな
■ 十五夜のうさぎと会話してをりぬ
■ 手袋や母の手ぬくくありにけdり
■ 手帳買うことより冬の支度かな
■ アベマリア歌って一人のクリスマス
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新宿区 壺守 けいこ
■ 炭焼きの白き煙が目に滲みる
■ 二胡の音の流れ隅田の暮れの秋
■ 遠山の光に紅葉冴えわたる
■ 遠富士や窓に灯の洩る冬の街
■ 売り尽くし殺気も交じり十二月
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町田 小森 まさひこ
■ 曇天に伸び輝ける黄葉かな
■ 紅葉の中に静もる女学園
■ 枯芒己は色を持たざりし
■ 木枯らしを押さえ署名せり
■ 宮奥に生る淑気の溢れ来る
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★過去に掲載された句★(PDF)
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・資格は特になし。
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・投句は、シルブレ俳句コーナー係にメールにて。
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