俳句の世界 皆さんからのご応募、感謝いたします。季節を感じる句を多数お寄せいただきました。

災害、事件、事故、不祥事など絶えない世の中ですが「俳句の世界」を読んで、つかの間の心の休息を楽しんでください。
読むだけで豊かな感性が磨かれる。そんな俳句を掲載しました。
今回ご応募いただいた句は、4月末まで掲載いたします。   (次回締切は 4月24日、次回掲載期間は5月と6月です)

習志野 大慈弥 爽子

■ 地虫出づふっくら土を持ち上げて

■ ころころとぬらぬらぬらと地虫出づ

■ 次の橋まで下萌の土手づたひ

■ 人影に蝌蚪の大国乱れけり

■ 散り際の重さを揺らす紫木蓮

八王子 石井 蓉子

■ 一言を飲み込むバレンタインの日

■ 悴む手そっと出したる贈りもの

■ 春の道一歩いっぽに五七五

■ 若き日の母に似ている雛かな

■ 草萌の色くっきりと雨あがる

新宿区 壺守 けいこ

■ 啓蟄や並びし影の長々と

■ み吉野の花の移ろひ見る三日

■ 雨音に今年の花を惜しみけり

■ 遠山を間地かに見せて山桜

■ 補助車の媼に纏はる春日かな

町田 小森 まさひこ

■ 黒土をついて物の芽出にけり

■ 裸婦像の肌を流れる春の雨

■ 猫柳の揺れる綿毛が触れてくる

■ 人知れず咲きし春蘭見てをりぬ

■ 鎌倉の春の一日の夕べかな


★過去に掲載された句★(PDF)
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投稿規定
・資格は特になし。
・投句数は、一人5句まで。
・掲載の可否は「シルブレ俳句コーナー」編集部に一任。
・投句は、シルブレ俳句コーナー係にメールにて。
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